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我が家の猫ミニ写真館+コラム
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mon034_070203.jpg平成元(1989)年12月生まれ。
平成20(2008)年4月2日没。享年18歳。

小さい頃から動物を飼うのが夢だった
私の夢を叶えてくれた初めての猫。

家族というよりも本当の意味で
心が通ってた唯一無二のパートナー。

ペルシャ雑種で緑がかったキレイな瞳で
やんちゃだけど行儀が良く、人語を理解する頭の良い子。

プライド高いクセに抜けててお茶目だったね(笑)

ウチの子で幸せだったかなぁ。私は出逢えて幸せだった。


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バンド活動を始めた頃に一人暮らしに突入。
当時はともかく音楽一色の生活でTVもなく・・・部屋にはステレオのみ。
実家は団地だったので動物を飼う事が出来ず、一人暮らしした私は猫が欲しくて良く友人達に話していた。
昔から黒猫が好きだったので、黒い長毛種を買おうとペットショップを回ってみたり。
黒だったら夜っぽい名前を付けたいなと色々と名前を考えていた。

そんな矢先にとある友人から電話が。

『猫欲しいって言ってたよね?
知り合いの所で産まれたペルシャと野良の雑種なんだけど・・・
1匹だけ貰い手見つからなくて。
まだ小さいから良かったら一度見てみてくれない?』

色は真っ白だと言う。
黒い子が欲しいんだけど全身一色の子だったらいいかなぁ、小さい子が欲しいから丁度いいかなぁ、と悩みながら話してら、半ば押し切られる様な形でお試しに連れて来てくれる事になった。
初めて飼う猫に自分の理想ばかり考えていたから、見るだけ見て断ればいいや、と。

そして友人が真っ白な仔猫を連れて来た。

第一印象は 『思ったよりもデカくなってる(ーー;)』 でしたw

確か1ヵ月半位とか言ってたような?
仔猫を散々育てて来た今なら分かる。丁度2ヶ月~2ヶ月半位の大きさだった。
小さい仔猫から育てたかったので、見た瞬間断ろうと思っていた。
しかし・・・

『全然貰い手見つからなくて断られたら保健所連れて行くって』

の一言で引き取る事決定。
私が断ったせいで命が一つ消えるなんて、そんな可哀想な事出来ない。
今なら、それ以前に外に出すな、避妊しろ、と思うけれど当時は何の知識もなく
上手く押し付けられた・・・気がするw
元の飼い主の所では猫用牛乳にゴッキーが這ってるとか、結構ずさんな飼い方してると言ってたので
同情もあったし。

黒猫がいいんだけどなぁ、と思ったものの、元から脳天気な私は 『ま、いっかー。これも縁。』 と。
今なら分かる。仔猫は直接見たら絶対にアカン。柄や容姿なんか関係なくラブリー

こうして平成2年2月に“もんきち”は我が家の一員になりました。

生後2ヶ月過ぎと大きくなって来た時期のせいか、来た当初は全然懐かずベッドの下に隠れっぱなし。
ご飯をあげても出て来ない、呼んでも怖がるだけ。いきなり環境変わって怖かったんだろうなぁ。
動物を飼った事はなくても動物好き。
飼い方は無知でも特性は知ってる私は無理矢理抱いたり構ったりせず、ひたすら
もんきちが気を許すのを待ってた。

ベッドの下から出てくるまでに1週間かかりましたがw

mon003.gifさて名前。
初めて猫を飼うという事で私は厨ニ病な名前ばかり考えていた。
逆に当時一緒に住んでいた我が家の関西人はふざけた名前ばかり考えていた。
3日間悩み続けていい加減疲れた~、とフト見るとテーブルの上に
フリスキー モンプチ の缶が。

『モンプチ・・・モンプチ・・・もうモンキチでいいわ』

あえなく決定(笑)

これがカルカンだったら 『カル』 、キャラットだったら 『キャラ』、まぐろ御膳なら 『御膳』、
銀のスプーンなら 『銀次郎』・・・キリないので止めます。
後にフリと云う名前を付けた子がいたけれど、それはフリスキーではなくドラゴンボールの
フリーザから取りましたw

猿みたいな名前ですが、名前の由来はモンプチですw
安易に決めた名前だけど、後から良い名前付けたなぁと自画自賛。

生まれが家猫のせいか、もんきちはやたらとグルメ。
同じ味のご飯は2日続けて食べない。気にいらないご飯は食べない。
お腹が空けば食べるだろうと意地の張り合いをしてみた所、3日も何も食べなくて私の方が折れた。
強情なヤツ・・・!そこがまた可愛かったww

その代わり、絶対に人間の食べ物を盗み食いする事はなかった。その頃は。
試しにテーブルの上に魚を置いて、コンビニに買い物に行ってみた所、見事に魚をスルー。エライ(^^)

当時はネット環境も携帯もなく、飼い方で分からない事があったら友人や猫を飼っている人に相談してた。
今程外に出す事に神経質になる事もなく、外置きの洗濯機で洗濯している時も一緒に外に出て遊んでたし、
時々アパートの周りで一匹で遊んでた。


mon036_070227.jpgまだウチに来てそれ程経っていない時の事。
外に遊びに行っていたもんきちを迎えに出た時、アパートの前の道路の道を挟んだ向こう側にいるのを発見。
私を見つけたもんきちが私の方に駆け寄る瞬間、後ろから車が・・・!!
完全にもんきちは車の下。タイヤの所に一瞬白い影が・・・私は頭が真っ白、立ちすくんでしまった。

車が通り過ぎた後、道路の真ん中からもんきちが走って来た。
あまりの一瞬の出来事で、後から物凄い恐怖感が・・・
あれはホント奇跡だった。かすり傷一つなく無事で良かった:_;

それでも猫は外に行かせるのが普通と思っていた当時の私は、

『車は危ないから絶対に近寄ったらダメだよ、人間は怖いから付いていったらダメだよ。食べ物貰っても食べたらダメだよ。迷子にならない様に遠くに行ったらダメだよ。』

と念仏みたいに毎日繰り返し繰り返し言い聞かせて、外に遊びに行かせていた。
そのせいか、トイレ休憩でもちゃんと帰って来ていたのは笑いましたがw

雄猫は外に出すと帰って来なくなると良く聞いていたけど、もんきちに限っては絶対に帰って来る。
そう信用出来る位、私の事が大好きなヤツに成長しました(笑)
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